久し振りに愛犬のおはなし

彼は1年365日朝4時に散歩に行く。

いや彼は行かなければならないと思っているかもしれない。

外が暗くても、明るくても、カトリーヌが訪れようが

3月11日であっても彼は変わらない。

 

しかし玄関を1歩踏み出した瞬間 彼は自分の頑固さを恥じ後悔する。

でも彼の頑固さはそれをも踏み越えるのだが

10mも行かないうちに「そろそろ帰りませんか?」と おじさんに

ささやくのだ。

冬の早朝は暗いが気持が良いものだ。

空には星、街灯に落ち葉がキラキラ光ながら舞い落ちる。

上を歩くとさくさくと鳴る落ち葉。

ひんやりとした風。

西行ならずとも何か歌を詠んでみたくなる。

でも世欲を捨てきれぬおじさんは愛犬とひたすら前に進む。

ohayou

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